気温が低く、湿度が高い梅雨の時期は腰痛、肩こり、関節痛に悩まされる季節。気持ちも体も憂鬱になります。天候の不安定なこの季節をうまく乗り切る方法とは?
要因1:梅雨の低気圧配置
〇低気圧のときには体(血管)にかかる圧力が低下し、血液中の水分が細胞内に移行してむくみのような状態になります。
〇この状態を戻すために、痛み物質のヒスタミン産生されます。ヒスタミンは交感神経を刺激し、筋肉や血管が縮め、むくみを解消させようとします。
〇ヒスタミンには炎症・痛みを伴うという作用もあり、また筋収縮のため血液中に疲労物質も蓄積してしまい、痛みやコリを感じやすくなる。
要因2:気温・湿度の変化
〇朝晩の気温差が大きいため体温調節がうまく働かず、自律神経が乱れてしまう。
〇日中の活動状態(昼間)と休息状態(就寝)の切り替えがうまくいかない。
〇体温が下がったままの状態になり、体に力が入らない。
(結果)
●肩こり、腰痛、関節痛、偏頭痛などの症状の悪化。
●体がだるく、やる気が出ない。
●めまいや立ち眩みなどの症状がでる。
(解消法)
◎ポイントは毎日の「温め」と「ほぐし」
☆お風呂に早めに入り、ぬるめの湯に長く浸かる。
☆早めの就寝で自律神経のリズムを整える。
☆ストレッチを寝ころびながらやってみる。などなど
温めやストレッチなどをこまめに続けることで、心身ともにリックスして梅雨時の体調を改善していきましょう!