いよいよ2月になり最高気温が10℃前後に下がり、本当に朝晩の冷え込みがつらくなった今日この頃、お腹周りからの冷えで強めの腰痛になる患者さんが増えてきています。
冷えによる体の不調は腰痛だけではなく、首肩痛、免疫力の低下
睡眠の質の低下、胃腸不良などの症状にもつながります。
さまざまな体の不調は内臓の冷え(血行不良)から起きていることが原因。健康な状態を上手に維持していくためには、体の重要な器官が集まるお腹の冷え対策が重要なポイントです。簡単な方法の一つが”腹巻”を利用することになります。
でも意外と腹巻の巻き方、間違っている人も多いようです。
(腹巻の正しい巻き方)
〇みぞおち付近から下腹部まで、必ずお尻全体まで覆う様に つける
-臓器はみぞおちから下側に集まるので下腹部からお尻全体まで覆えるものを選ぶ。
-お腹から骨盤周り全体を覆うことで高い保温効果が得られる
〇なるべく肌の近くに着ける
-できるだけ体の近くに着ることで、体の熱を蓄えやすく、保温の効果が高くなる。生地が肌にあたってちくちくするときは下着やパジャヤの上からでもOK。
〇就寝時に着用する
-日中寒い日は着用したくなりますが、1日中温めていると、体が勘違いしてしまい、体温を上げる機能が低下してしまう。睡眠時に腹巻を利用しましょう。