いよいよ7月。気温も高くなり、冷房の活躍する季節になりました。熱中症の危険ある近年の夏は冷房は必須。でも夏の疲れはますます溜まる傾向に。
(夏の疲れがたまる原因)
〇偏った食生活
スタミナ料理屋さっぱり料理ばかりで、野菜が不足しがち
⇒代謝が悪くなり疲れが取れにくい。
〇室内外の気温差が5℃以上
急激な温度変化に体が対処できなくなり、体調を崩しやすくなる。
⇒余計に疲れやすくなる、夏バテの危険も
〇汗のかき過ぎ
体に必要なミネラル分が汗と一緒に排泄されてしまう。
⇒体力が低下。熱中症の危険も。
〇紫外線の浴びすぎ
大量の紫外線を浴びると、疲労物質が体内に発生
⇒倦怠感、発熱、体調不良に
*夏の疲れは「自律神経の疲れ」が原因。
自律神経は暑ければ汗をかいて体温を下げたり、寒ければ震えて筋肉を収縮させて体温を上げたりと、常に無意識に働いているので意識して休ませる必要があります。
自律神経の疲れは頭痛や肩・首のこり、めまいなどの原因になります。早めにケアしましょう。
(夏の疲れを解消する5つのポイント)
1.食生活の乱れを調整
冷房による自律神経の異常
⇒胃腸の異常などにより機能が衰え、十分な栄養が吸収できない。
⇒できるだけ温かいもの、消化の良いものを取る。(スープ類、温野菜等)
2.冷房による自律神経の異常を防ぐ
冷房から急に外気にさらされると、身体は自律神経の調整が難しくなります。冷風には上着を一枚用意。除湿機能なども利用しましょう。
3.紫外線の影響を避ける
紫外線が皮膚にあたる⇒細胞内に活性酸素発生⇒細胞の老化
ビタミンA、C、E、ポリフェノールを取ることで活性酸素を打ち消す抗酸化力が得られる。
(抗酸化力の高い野菜)
トマト、パプリカ、ニンジン、ブロッコリー、ほうれん草、イチゴ、キウイ
4.睡眠の質を上げる
寝る前に部屋の温度と湿度を調整する。温度は28℃以下、特に湿度を50-60%に除湿することで体温を冷やし過ぎず体感温度だけを下げ、入眠直後の汗をしっかり乾かして眠りやすい環境を作る。
またエアコンの「切タイマー」を利用する。3時間後に切れるように設定することで深い眠りと浅い眠りのサイクルをうまく調整できる。